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2007.某日。 初めてこの世界にたどり着いた日は正直覚えていない....。
でも、不思議な感じとあの世界に流れている
今まで感じた事のない安心感に似た感覚は今でもはっきり覚えている。
いつものようにバンドの練習を終え、終電で地元の駅に着き
重い荷物を抱えて自宅にたどり着き
疲れきったJUNEの身体が自宅のソファーに倒れこみ
TVを付けて、ウトウトしてくる............。
……。
…ん?
夕焼け色の眩しさと、ツンっとした冬の寒さで目が覚める。
どうやら、5分かそこらうたた寝をしてたみたいだった
古ぼけた木造の駅の改札口の待合所。
青色の長いイスにうつむく様に眠っていて首がちょっと痛い...
駅には駅員さんとJUNE。
どうやらJUNEは誰かと待ち合わせをしてるみたいだ。
遅い.....。
「ジリリリリリリリー」
「間もなく電車が到着します。危険ですからホームの内側へお下がりください。」
しばらくすると電車が到着して、人が何人か降りてきた。
JUNEはベンチから駅の改札口を覗きこむ様に君がいないか探す
仕事終わりのサラリーマンや、セーラー服の女子高生、買い物袋をさげたおばちゃんの
中に君の姿はなかった。
少し残念そうな顔をした時に駅員さんと目が合った
JUNEはすぐ目をそらした。
JUNE(今日はもぅ家に帰って連絡待っとこーかなぁ。)
駅の脇に止めてある自転車のカギを開け、スタンドを倒して
大きな川沿いの道をゆっくり帰って行った。
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寝たがり。
食べたがり。